鉛筆の持ち方:実践編

お友達の妹さんが授けてくださった知恵。

この持ち方は、妹さんがお勤めしていらっしゃる学校の特別支援の研修会で教わったものだそうです。

 

下記に写真と説明を記しています。ご覧になって、試してみてください。

まず、この様に鉛筆の持つ部分にクリップをはめます。
こうすると、鉛筆のどの位置を持てばいいのか?
よく分かります。
鉛筆の持ち方はいいんだけど、芯を持ってる程度の先を持ったり

持つ位置が高すぎて、書く時に腕が宙に浮かんでいる状態のお子さんには

とっても分かり易い場所の指定方法です。
お子さんと一緒に場所を決めてみてください。

 

こちらが持ち方です。

クリップの間に人差し指をいれて、中指と親指で鉛筆を支えます。

どうでしょうか?持てましたか?

我が子は「これ、しっくりくるな~。」と言っていました。
私も試してみたのですが、クリップの形状が丁度指の形に沿っていて、とても持ちやすかったです。

 

 

お友達のFacebookに残されている妹さんのコメントです。

 

*そんなときは、道具を使うんだよ。人差し指を入れて、親指と中指で挟めばいい。筆圧がしっかりとして、書けるようになるよ。

正しく持てない理由が不器用さだったり、癖だったり。怠慢なわけではないと思うから。その子のやり易い方法を見つけてあげて。

公文の三角鉛筆もいいけど、筆箱に入らなかったり、矯正のゴムキャップは遊んだりしちゃうよね。これは、しっかり指が入るから慣らすには褒めやすいし、やりやすいかも。やってみて。

 

鉛筆が上手く持てない訳を子ども達に転嫁せず、大人の工夫を応援してくれています。

子ども達の学習に関して、大人は「何で出来ないの?」「頑張らないと!」って、つい言ってしまいますよね。

でも、子ども達はやっているのです。頑張っているのです。

ただ「頑張る手段が分からない」のです!!

大人が頑張る手段やヒントを与えられたら、子ども達は学ぶ事が今より一層楽しくなってくれると信じています。

 

先日、発達障害のある4年生のお子さんをお持ちのママが

「我が子は今の状態じゃ、勉強は出来ないと思う。

だけど、鉛筆だけは持てる様にさせたいんだけど、なかなか上手くいかなくて・・・」と

おっしゃっていたので、この方法をお伝えしました。

すると「こんな風にすればいいんだね。知らなかった~。

どんな風にすればいいんだろう?って思いばかりが巡ってしまってたけど、教えてもらって本当に嬉しい。

帰ってから息子と一緒にやってみるね。」
最初、ママは本当に辛そうでした。でも、この方法を知って、まずは家で試してみる!とおっしゃった時の晴れ晴れした様子。お話をさしあげた私まで嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

こんなヒントをいつも見つけ、与えられる。

大人と子どもの傍に寄り添っている。そんな「みんなのおへや106」でありたいと重ねて思いました。

 

 

この記事は「学研 はなぞの教室 山本琴路先生」「長野県 橋本雪絵先生」のご協力を頂き、掲載いたしました。
先生方、大変お世話になりました。
ありがとうございました。